中世、決闘裁判における代理決闘士をカンピオンと呼んだ。チャンピオンの語源である。主人公のカンピオンは奴隷として戦わされていた。それは正義とは思えない戦いだ。決闘裁判では悪者でも勝てば無罪！　修道院では、強い奴隷に戦わせる悪徳修道僧がいた。勝つことに疑問を感じるが、負ければ命がない奴隷の立場!!　今度の相手は卑劣な修道僧が、魔女と罵る女性。記憶を失い出生の秘密を知りたい彼は、戦うべきか脱走するべきか悩むのであった!!