世界の文化から断絶され、科学も魔法もない絶海の小島で暮らしていた人間たち。その人間たちは海の向こう側からの襲撃者たちに訳もわからず襲われ続けていた。しかし、ある日を境にその襲撃がパタリとなくなる。絶海の人間たちはそれにより外の世界へと旅に出る。そこで辿り着いたのは荒廃した見た事もない世界だった。だが、そこには数が減った襲撃者たちとその世界の人間たちが細々と震えて暮らしていた。降り立った世界で絶海の人間たちは何を選択するのか…